[教育|家計|保険|住宅]FP豊田眞弓の心とおサイフのWealth術

FP&教育資金アドバイザー豊田のぶっちゃけ日記。心もおサイフももっと豊かにハッピーに!(since2006.7.22) 


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筑波大学付属病院 陽子線医学利用研究センターの見学会に行ってきました

8月27日(金)、アリコジャパンさん主催の

FPを対象とした陽子線治療施設見学・説明会に参加させていただきました。

訪れたのは、つくば駅から車で5分、

筑波大学付属病院の「陽子線医学利用研究センター」です。



まずは、医学物理学の榮武二教授から、

スライドを使いながら治療の概要や施設概要をレクチャーいただきました。


がん治療には、手術療法、化学療法、放射線療法の3つがあり、

陽子線治療は放射線治療の一種です。陽

子は水素の原子核で、これを高エネルギーに加速して患部に照射するのが

陽子線治療です。


X線を使った放射線治療は、

病巣よりも浅い部分に多くの線量が当たってしまうのですが、

陽子線は体内の一定の深さで完全に止まるため病巣に集中して照射でき、

周辺の正常細胞へのダメージが少なく副作用も抑えられるそうです。


また、外科手術や化学療法(抗がん剤)よりも

身体に与える負担が軽いことも、

「体にやさしいがん治療法」といわれる所以だそうです。


陽子線医学利用研究センターは2001年9月から治療を開始し、

現在は、1日平均約30人、年間約250人の治療を行い、

すでに同センターで陽子線治療を受けた人は2000人を超えたそうです。


施設見学で最初に見せていただいたのが、

陽子ライナックと陽子シンクロトロン。

陽子ライナックは「イオン源」とも言われ、

水素原子から電子をはがし、陽子を作りだす装置です。





ここでできた陽子を250メガボルト(光速の69%)まで加速して

陽子ビームとするのが陽子シンクロトロンで、

6つの加速機をつないだものです。

この中を回るうちに加速されます。




加速された陽子ビームは、ビーム輸送ラインを経由して、

2箇所の照射室で患者に照射されます。

照射方向を変えるために、

裏で大掛かりに稼動しているのが「回転ガントリー装置」です。


回転ガントリー装置の内側には、患者が照射を受けるためのベッドがあります。

無機質な設備の中、少しでもリラックスできるようにと、

壁に森林の絵が描かれていたのが印象的でした。


患者が照射を受けるには患部を固定する必要があり、

患者1人ひとりに合わせた固定具を作成します。

また、CTで正確に病巣を把握し、

その照射線量をコントロールするために

「ボーラス」という箱が加工されます

(ボーラスや固定具は個人のものなので、写真撮影は禁止でした)。


さらには、肺や肝臓だと、呼吸で数センチ動くので、

呼吸センサーをつけて、照射するタイミングをはかるそうです。

病巣をいかに固定していかに正確に照射するかが

とても重要なポイントだそうです。


なお、1回の照射は数分から20分程度で、

その前の準備で時間がかかるため、

1人にかかる時間は30分前後だそうです。

照射回数はガンの種類や大きさなどによって異なりますが、

20~30回(平均23回)との話でした。




先進医療の技術料は全額自己負担で、

センターでは照射回数に関係なく248万4000円と設定されています。

あれだけの設備ですから、費用がかさむのは仕方のないことだと思いましたが、

外来治療が基本のため、遠方の方は宿泊代・交通費もかかり、

個人の負担は大きなものになります。


見学の後、また部屋(カンファレンスルーム)に戻り、

陽子線医学利用研究センター長の櫻井英幸教授から話を伺い、

最後に質疑応答などがありました。


センターで治療しているのは、

前立腺ガンや肝ガン、肺ガン、食道ガン、膀胱ガン、脳腫瘍などで、

局所に限局しているものが陽子線治療の対象となっています。

つまり、転移があったり、

病気の広がりが画像で捉えられないものには向かないそうです。


ただし、転移があっても、最初のガンがうまく治療されていて、

転移が肺や肝臓など1箇所だけの場合などは治療できる可能性があります。


陽子線治療は複数回受けることはない、

といった話を耳にしたことがありますが、

確かに短期間ではないものの、同じ病巣でも異なる病巣でも、

数年経っていれば受けることはありえるそうです


なお、肝臓がんに関していえば、陽子線治療で9割は治っています。

肝機能がよく、ガンが1個しかない患者の5年生存率は

手術と同等の54%だそうです。


見学をして、非常によい治療法だと思いましたが、

医師の中での認知度も決して高くないうえ、

外科医は自分で切りたいと考えるので、

ガンにかかったとき、陽子線治療が有効であるケースでも、

担当医が紹介してくれるとは限りません。

そんなときは、患者側からセカンドオピニオンとして

切り出すことになるそうです。

切らないで済むというのはやはり大きなメリットだと思いますので、

もっとこの治療法について多くの人が知るべきだと思いました。


先進医療特約をつけて医療保険に入っておけば

こうした選択肢を広げることができます。

やはり、先進医療特約はつけておくと安心だと思いました。


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